花と魚
「花と魚の名前だけは、日本語の方がピンとくる。」と。
アメリカでは魚とは無縁だった彼は
魚の名前は単なる知識としてしかなかった。
でも、食べ物としてすっかりと魚が定着した今は
魚の日本語名は、形、味とともに頭の中にインプットされているのである。
花も同様。
つつじも、桜も梅もハナミズキも、日本名と花の形容が直結しているのだそうだ。
物の名称というのは単なる知識なのではなく
色、香り、形、味など人間のあらゆる器官を使って
初めて実態のあるものとなるのである。
by arizonaroom | 2015-05-05 23:44 | 英語&日本語&スクール | Comments(0)