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食の安全と世界の基準

 よく夫がネットで、
アメリカでは日本やヨーロッパで禁止されている食品添加物などが
使われているという記事を読んでは憤慨している。

 でも、それをいうなら日本でも同じである。
今回アメリカではトランス脂肪酸の使用が禁止されることになったようだが
日本政府にはそれに追随する様子がまったく見られない。
「トランス脂肪酸は日本ではアメリカほど使っていないから」という
わけのわからない言い訳には驚くばかり。

 この他にも外国では禁止されていて日本ではOKのものが
けっこうあるらしい。

 政治家や実業界の大物の大半は男である。
もちろん、女性もたくさんいるけれど誤解を恐れずに言えば
社会で活躍している女性の脳はかなりの部分で男性化している。

 男は義理人情やメンツに弱い。
そして「未来に託す人類の健康」という思考が
「今ここにある経済の心配」の前で負けてしまっている。

 「もし、トランス脂肪酸を禁止したら、この会社とこの会社が経済的打撃を受け・
社会は大混乱、あそこの社長は知り合いだし・・・」などと
余計なことを考えて動けなくなってしまっているのである(。たぶん)

 世界規模で食の安全規制の統一を願いたいけれど
それが無理ならば

 何よりも自分たちの子供や孫たちの健康を優先させたい世のおかあちゃんたちよ、
一致団結して立ち上がるのは今だ!と声を大にして叫びたい。

by arizonaroom | 2015-06-23 23:20 | ニュース | Comments(0)