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パソコンが戻ってきた

 昨年ウィンドウズがクラッシュした時は
本当にこの世の終わりかと思うくらいショックだった。

 最初のパソコンの時はよくフリーズしたり、ウィルスをもらったりと
散々だったので、常に危機感があり
バックアップ(と、言ってももっぱらフロッピーにだが)
をよく取っていたのであるが
今のパソコンにしてからはなぜか過信しすぎて
バックアップをほとんど取っていなかったのである。

 しかし、当たり前だがもちろんこの世の終わりなんかでは全くなかった。
当時は失ったものの大きさを過大評価していたらしい。
結局なくなっても生活になんの支障もなかったのだから。
そのうち何をなくしたのかさえ忘却の彼方・・。
(たまに思い出したりはするけれど。)

 で、今回NECの人に「再セットアップが必要です。」と厳かに言われた時は
それほど落胆はしなかった。
すべてではないが、バックアップも取ってあったし。
ただ、「あーまた最初からセットし直すのか。」
という、面倒くささを感じただけである。

 「慣れてきた」といえば聞こえはいいが、
果たして、こんなものに慣れていいのだろうか。
そもそもごく普通に使用している人はこんなに頻繁にクラッシュしたりはしない。

 実は初期状態に戻った今回、いろいろなものをインストールする段階で
深刻な問題が起きた。

 また、その問題とは別に
なぜ私は、前回は自分で出来た再セットアップが
今回は出来ず、高いお金を払って
修理センターに持ち込まなければいけなかったのかを考えた時
ある可能性が示唆されたのだ。

 もちろん自分の知識不足と勘違いの可能性もあるし、
結論も出ていないので
今はまだここで詳しくは書けない。

 
 感謝すべきは今晩の生徒がパソコンに精通していたことだ。
7時からのレッスンだったにもかかわらず
8時に自分のレッスンが終了し、
次の生徒が勉強している中、
10時過ぎまでいろいろ原因を調べてくれたのだ。

 つい先ほど、3年分のマイクロソフトの大量のデータのアップデート
(パソコンが3年前の状態に戻ったので)をやっと終わらせた。
アップデートというシステムは一見親切なようだが
つまりはマイクロソフトは完成していないシステムを売っているということだ。

 今回パソコンが修理に出ている間、代わりを借りることができたが
「バックアップのパソコンがもう一台必要だ。」と思い詰め
もう少しで「ものすごく安い」とDELLを買いそうになった自分。
パソコンにしては格安とはいえ、
7万もする物を「安い」なんて思う自分はやっぱりどうかしている。 

by arizonaroom | 2006-09-07 23:51 | コンピューター&カメラ | Comments(2)

Commented by 花ケーキ at 2006-09-08 22:10 x
物の値段テ、不思議だ。着付けを始めて気がついた、着物なら2万円なんて値段を見ても、『安い』と思ってしまう。デモ現実には洋服が2万円なら、絶対買わない。何か買う時は良く祈る必要があるといつも思う
Commented by arizonaroom at 2006-09-09 08:48
花ケーキさん
本当ですよね。
私は以前に茶道具商主催のお茶会でお点前をしたことがありました。
茶道具屋の道具なので、
すべての道具の値段表がお客の前に提示されているのです。
私が使わせてもらったお茶碗は確か1200万。
茶入れは5000万でした。
水差しは100万円でちょっと安かった。
あの後、売店(?)で見た30万円のお茶碗が妙に安く思え
「これなら買える。」と思ってしまった自分が怖い。
それが向こうの手なのでしょうけど。

最近は、昔は「高い」と思っていた
通信費のコストに慣れてしまいました。