アメリカのクリスマスツリー事情
さて、どれが本物でどれが偽物でしょう?(答えは一番最後)
クリスマスツリーのファーム
自分で好きなのを掘ってお金を払う。
昔のクリスマスツリーはすべて本物と決まっていた。
作り物がポピュラーになってきたのは1960年代くらいらしい。
(注:うちのアメリカ人に聞いただけなので、確かな裏づけはない。)
それでも、まだまだ本物を買い続ける人が多かったようだ。
なぜなら、そのほう安かったからだ。
もちろんいったん作り物を買ってしまえば、毎年使えるので
そのほうが結果的には安いのに決まっているけれど
一度のたくさんのお金を払うのが大変だったということなのだろう。
もちろん、経済的な理由だけではなく
「やはり本物でなくちゃ」という人もいる。
毎年クリスマスツリーを購入する、ということは
日本人の私にはなかなか理解し難い。
「毎年買う」ということは「毎年捨てる」ということだ。
この大きさまで育つのには
いったいどれくらいかかるのか知らないが
クリスマスの度にポインセチアの鉢を買うのとは
次元が違うように思う。
もちろん天然ではないのだろうが、
そのうち山が丸裸になるという心配はないのだろうか。
ついでに言うと日本ではクリスマスツリーは
「もみの木」ということになっているが
実際はスコッチパインなど、いろいろな種類の木を使用する。
クリスマスツリーを飾る期間は家庭によってさまざまで
感謝祭が終わってすぐ飾りつけお正月までそのままという家や
クリスマスの2~3日だけという家も。
いずれにせよ、使用後は
クリスマスツリー専用のごみ運搬車によってピックアップされ
燃やされるか、埋められるという。
やっぱりアメリカだなあ。
現在のヨーロッパではどうなのだろうか。
(答:一番上だけが作り物で後は本物。)
by arizonaroom | 2006-12-13 22:03 | 旅 | Comments(2)
今度花ケーキさんのお宅のライトアップも見に行こうかな?