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ミッションインポッシブルⅢ

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 タイトルを見て気がついた。
「2を観ていない!」
2000年だったのか・・・。何をしていたのだろう、私たち・・。

 ミッションインポッシブルは往年の大人気テレビ番組である。
日本でも「スパイ大作戦」としておなじみで
我が家でも父がよく見ていた。

 そのミッションインポッシブルが映画として戻ってきたのは1996年。
あの懐かしいイントロでオールドファンを喜ばせたのもつかの間、
あっという間にチームのメンバーは殺されてしまい
残ったのはトムクルーズ一人(後になってひとりでないことはわかったが。)
それも犯人の汚名を着せられ逃げ回るはめに。

 水戸黄門や寅さんに再会するつもりで久しぶりに映画館に向かった
ファンたちは「これはスパイ大作戦なんかじゃない!」と
叫びたかったに違いない。

 最初に述べたようになぜか2作目を見逃しているので
Ⅱをジャッジすることはできないが
見たところ、ⅢもⅠと同じ路線でいっていたようである。

 昔のアメリカにはソビエトという大敵がいたので
スパイ映画は作りやすかったのだと思う。
しかし今はそれがないので「内なる敵」が必要なのだ。
また、映画を観る人も目が肥えてきて
「完全なる善と悪の対決」
(もちろん共産圏の人にはこの善と悪は逆転するけれども)という
単純な図式には満足しなくなってきたのかもしれない。

 しかし厳しい訓練を受けてきたはずのアメリカの情報員が
いとも簡単に仲間を裏切ったり、お互いを疑いあったりと
ちょっとあり得ない設定がいっぱい。

 スーパーマンのようなアクションは許せるけど
わなにはめられた無実の諜報員を国際警察が指名手配?
ありえん!こういう場合は「ひそかに探し出して始末する」が鉄則でしょ。
いや、その前に真実を突きとめる方が先。
あと、裏切り者の諜報員、ど素人の女性に撃たれてはずかしくない?

 一人でぶつぶつ言っている私に夫が一言。
「映画なんだから・・。
事実だけがほしいならニュースを見れば十分でしょ。」

 作り物も本物らしくなければおもしろくないと思うんだけどなあ。

 
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今年最後のクラスは大学生のイチローくん。
レッスン後は イチローくんも一緒に
我が家でおなじみのメキシカン

by arizonaroom | 2006-12-29 23:16 | 映画&TV&本 | Comments(2)

Commented by 花ケーキ at 2006-12-30 21:03 x
花ケーキも煮え切らない思いをしましたよ。『ミッションインポッシブル』
それにしても、arizona さんのお宅でのレッスンは良いですね。
美味しそうなものが沢山有りますね。
Commented by arizonaroom at 2006-12-30 21:29
花ケーキさん
そうなんです。
実は昨日のターキーチャウダーも
高校生のYちゃんが食べていきました。
生徒たちはグレイスのための新しいケーキの
実験台にもなったりします。
どこまで正直に批評してくれるかは疑問ですが・・。
でも、やはり曜日によって多忙さが違うので
あまり平等に振舞えないのが悩みです。