知らなかった自転車交通法違反
ほとんど自転車に乗ることはなかった。
だから最初の頃は慣れずにノロノロと走っていて
夫によく
「君より、そこら辺を走っているグランマの方がずっと早い。」
等と冷やかされたものだった。
自転車で軽快(?)に走りながらよく思うことがある。
この辺りではほとんどの人が自転車に乗っているが
果たして、どのくらいの人が
正しい自転車の交通規則を知っているのだろうかと。
①一時停止違反・・・ 3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金
②歩行者通行妨害・・・2万円以下の罰金
歩道は自転車通行可の標識のあるところのみ。
歩行者の通行に邪魔にならないよう。
大勢歩いている時は自転車を押して歩く。
警報機は危険な時のみ鳴らせるが、
通常は鳴らしてはいけない。
③信号無視・・3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金
④二人乗り・・2万円以下の罰金
⑤携帯電話・・安全運転義務違反の恐れあり。
⑥夜間無灯火・・5万円以下の罰金
⑦酒酔い運転・・3年以下の懲役、50万円以下の罰金
交通法では自転車は軽車両と同じ扱いなのだ。
よく歩道をチリンチリンと威勢良く鳴らしながら
走っている人がいるが
あれは立派な違反である。
車両であるので、曲がる時はサインをしなければならない。
よく年配者が片手を伸ばしながら曲がっているのを見かけ
笑ったりしていたものだったが
あれが正式だったのか・・・。
大昔、私がまだ小さかった頃
通っていた小学校では
「自転車免許証」なるものが発行されていた。
まず自分の自転車を持っていることが前提で
人の物を借りることができない。
自転車屋で点検証をもらい実技試験を受けてパスしたら
免許証を発行してもらえ
乗るときは常に携帯していなければいけなかった。
あれは果たして区で実施されていたのか、
それとも、あの小学校独自のものだったのか
今となっては不明である。
自転車は誰でも気軽に乗れる物だからこそ
ルールを把握し、きっちりと守るべきであると思う。
でも現在の歩道の状況では
「歩行者の邪魔にならないように走れ」などと言われてしまったら
最初から最後まで自転車を押して歩くしかない。
車道はけっこう危ないし。
自転車専用道路が少ない日本が
自転車天国になるのはまだまだ先のようである。
by arizonaroom | 2007-02-07 23:42 | 日常&雑感 | Comments(2)
最近、「さすべえ」という傘をさして自転車にとりつけるための道具を買いました(夫が)。これもあきらかな違反ではないようなのですが、地域ルールによっては交通妨害とみなされてだめなようです。小平は大丈夫と思っているのですが。。ちなみにこのあたりではほとんどみかけないさすべえですが、大阪ではかなりの頻度でみかけました。
さすべえという名前を初めて聞いたので
今検索して見てきました。
便利なものですねえ。
大阪の人の方がきっと合理的なのでしょう。
でもけっこう高い・・・。
違法運転の自転車は日常茶飯事だけど
罰金払ったという人は見たことないです。