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Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!

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日本では2008年の1月に公開のこの映画
実は昨年の10月にマレーシア航空の機内で少しだけ見た。
なぜ少しだけなのかというと
個人モニターに付いていたテトリスのゲームに
はまってしまっていたからである。

 Mr.ビーンといえば、もうかなり前の映画。
新しい作品が出たとは知らなかったので
「なぜ今頃Mr.ビーン?」と
ちょっと驚いたのを覚えている。

 この新しい作品ではMR.ビーンはひとりでカンヌに行く。
なぜカンヌかというと
くじ引きで当たったからである。

 「普通くじ引きの旅行は2名からだよな~」などと
突っ込んではいけない。
ともあれビーンはバカンスなのになぜかネクタイ着用。
旅行の副賞としてもらったビデオカメラも一緒である。
ビーンの撮影したシーンもたくさん出てくるので
三半規管の弱い私としては
すっかり乗り物酔い気分になってしまった。

 Mr.ビーンは子どものような性格なので
周りが全然見えていないことが多い。
問題が起こった時の対処も
まるで子ども。
たとえば、鞄や財布を置き忘れて列車に乗ってしまった時
事実をそのまま車掌に伝え
置き忘れた駅や電車に連絡してもらうということは全然思いつかず
ただただ検札を恐れてトイレに隠れたりしてしまうのである。
まあ、大人の対処をしていたら
映画にはならないんだけどね。

 しかし、イギリスとフランスはこれほど近い距離なのに
こんなに言葉も文化も違うんだなとつくづく思う。
フランス語のわからないMr.ビーンも
「ウィ」と「ノン」と「クラシャス(?!)」の3語で
すべてを切りぬけようとする。
日本人の私たちもよくやってしまうのだが
質問の意味がわからないのに「ウィ」なんて言ってしまい
大変な勘違いをされてしまったりも。

 いろいろ騒動を起こしてしまう彼だが
もちろん最後はすべてまるくおさまりハッピーエンド。
こういう映画を受け付けない人もいるかもしれないけど
気軽に笑いたい時にはお薦め。

 

by arizonaroom | 2008-08-12 23:30 | 映画&TV&本 | Comments(2)

Commented by aamui at 2008-08-13 07:57
懐かしい  見てみたくなりました
Commented by arizonaroom at 2008-08-13 10:01
aamuiさん
前の映画よりTVシリーズに近いかなと思いました。
前回の映画ではMR.ビーンはしゃべりすぎて
なんだか違う人だったようでしたが
今回は彼のセリフがほとんどないんです。
フランス語しゃべれないんだから当たり前ですが。