50回目のファーストキス(DVD)
そんな彼がひょんなことで地元の女性と恋に落ちる。
楽しい時を過ごしたはずの二人だが
翌日再会したら彼女は、彼のことは何も覚えていなかった。
以前テレビで長期記憶障害の人の特集を見たことがある。
ある男性はイギリス人の法学部の学生だった時に
脳出血になり、短期記憶を長期記憶の貯蔵庫に移し変える能力が失われてしまい
彼の弁護士になる夢は絶たれてしまった。
この病気の人は古い記憶はそのままだが
新しい記憶ができない。
彼の場合、母との最後の記憶が悲しいものだったので
その後何回も和解しても、やはり母との記憶は悲しいままなのだ。
本題からはずれてしまった。
この映画は深刻なテーマでありながら、どこまでも明るい。
主人公ヘンリーを演ずるアダム.サンドラーのキャラクターゆえか。
ヘンリーは真実を知ってもめげず、毎日彼女にアタックする。
彼にとっては毎日が恋の積み重ねだが
彼女にとって、彼はいつも初めて出合った人なのだ。
それでも彼の努力によって彼らの関係は少しずつ前進していく。
そんな彼の真摯な態度に、彼女を必要以上に守ろうと必死になっていた
父と弟もいつしか心を開いていき・・・。
後は観た時のお楽しみ。
彼女の病気が突然治ったなどというご都合主義のエンディングではないのが嬉しい。
とにかく、とても暖かく幸せな気持ちになれる映画である。
今日の夕食のスペシャルドリンク。凍らしたバナナとイチゴと豆乳
でもこの後、タイヤキを食べてしまった。
(全然内容と関係なくてすみません。)
by arizonaroom | 2006-02-24 20:23 | 映画&TV&本 | Comments(4)
ここで紹介される面白そうな映画を観たいのだけど、
我が家には1歳10ヶ月のギャングがいるからな~。
(ーー;)
映画を観たい日は昼寝をさせず、夜早めに寝かせ
二人でゆっくり観る。
こりゃ虐待かな?
肉親の愛は、彼女に1年間同じ日を繰り返すことによって
病気を気づかせない道を選び
恋人の愛は、彼女につらくても病気を認識させ
次のステップに進ませる。
愛し方は人それぞれなのですね。