2006年 09月 30日 ( 1 )

ザ.インターネット2

 
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 サンドラブロック主演の前作「ザ.インターネット」が作られたのは10年前。
当時の私のパソコンの知識はゼロ。
「ウィンドウズ95」を買うために電気店の前に並ぶ大勢の人をニュースで見て
「あれはいったい何ぞや?」と夫婦で首を傾げていたものだった。
それが今や自分でも発信する立場になろうとは・・。

 そんな私だったので、あの前作を観た時の衝撃は大きかった。
自分が自分でなくなってしまう!
そんなことがあっていいのか。
こんな小さな箱ひとつで、
とてつもなく恐ろしい大犯罪ができてしまう。

 まあ、ハリウッドであるから、かなり誇張された
絵空物語ではあるとは思ったが
もしかしたら大変な時代が到来しているのかもしれないと
身震いせずにはいられなかったのである。

 (その後、確かにネットバンクから大金が盗まれる事件が発生し、
ネットで海外送金したりする我が家としても人事ではないことを思い知らされた。)

 そして今回、このパート2。
あの衝撃の前作の10年後に、
このような、ストーリー的にはは何のつながりもない映画を
パート2とした目論見な何だったのか。
「似たような話だよ。」と親切に教えてくれているのか、
ただ単に二匹目のドジョウを狙っただけなのか。

 はっきり言って1作目の衝撃度から比べ、今回はちょっと拍子抜けであった。
冒頭からいきなりニッキー.デローチ扮するヒロイン.ホープが
警察に追われて逃げる場面。
殺人事件の被疑者なのだが、こんな丸腰の女の子相手に
大勢の警官がピストルを撃ちながら追いかける。あり得ん!
しかも見事に逃げられている。
トルコの警察に失礼だ。
思わず、舘と柴田の「危ない刑事」を観ているのかと思ってしまったくらい笑える。

 お金が見る間に盗まれていくシーンも、IDがすりかえられていくシーンも
ホープの偽者がオフィスにいるシーンも
まるでデジャブのように、いつか見た風景で驚きが全く無いのも困ったものだ。

 前作のように大企業の陰謀に立ち向かうのならまだしも
相手がアレじゃねえ。(これ以上はネタばれになるので言わない。)
自分を守ることで精一杯の彼女には
正義感というものはまるでないし、
(実際は当然だけど、映画なので少しは期待してしまうのよ。)
「コンピューターであんな犯罪も可能なのね」と勉強にはなった映画であった。

 けっこうひどいこと書いたけど、前作を思い出さなければ
それなりに楽しめるかも。
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by arizonaroom | 2006-09-30 21:01 | 映画&TV&本 | Comments(0)